2008年07月10日

起源の異なるフコイダンによるピロリ菌付着阻害作用の違い

ピロリ菌とフコイダンに関連した報告が1994年以降みられるようになりました。

1995年には、フコイダンなどの硫酸化多糖類が、ピロリ菌の生育を阻害することを Hirmo et al.が報告しています。

スウェーデンの大学での、ヘパリン、コンドロイチン硫酸、フコイダン、カラギーナンなどを用いての研究です。

野田 岳氏らは、茶ポリフェノールのピロリ菌に対する抗菌効果を in vitro と臨床的に検討し、強い抗菌効果を認めましたが、胃内での滞留時間が短かったため臨床的には十分な効果は認められませんでした。

このときに、モズクフコイダンの効果についても調べています。

1999年に、Shibata et al.によって、「ヒト胃細胞の H.pylori の付着に対する Cladosiphon のフコイダンの阻害ものである効果」と題した報告がなされました。

これは、ピロリ菌のヒト胃細胞への付着阻害効果を、オキナワモズクとヒバマタから得たフコイダンを用いて調べたものです。

その結果、オキナワモズクフコイダン(IC50=16〜30mg/ml)の方がヒバマタ由来のフコイダン(IC50>30mg/ml)より付着阻害効果は大きくなりました。

菌液とフコイダンを前培養しますと阻害効果は高くなりました(IC50=1mg/ml)が、胃細胞とフコイダンを前培養しても阻害効果は変わりませんでした。




トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
livedoor プロフィール
SNSのご案内
当ブログの管理人が運営するSNS

“知識と経験を共有できる”
『プラチナネットスタイルSNS』は
招待者ナシで無料登録できます。

新規登録
ランキングの応援クリックお願いします。
フコイダン関連書